PressRelease: 参加申込受付開始のお知らせ および ポスター&ロゴコンテスト受賞作品発表

NPO法人IGDA日本は2011年から毎年夏に開催し、第17回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査員会推薦作品に選出されるなど国内外から高い評価を得た「福島GameJam」の本年度の開催にあたり、メイン会場の参加者申込受付を開始いたしました。

本年はIT/ICT産業が地理的な制約を受けることがない点に着目し、東北地域と他地域との広域連携をより国際的かつ密度の濃いものにいたします。これにより国境を越えた産業連携を通して復興に寄与することを目的として、福島県郡山市のメイン会場と国内8会場、海外7会場(5カ国・地域)の合計16会場で連携開催します(内訳:東京・東京工科大学/ HAL東京 / ぴこす、神奈川・湘北短期大学、石川・JAIST、愛知・名古屋コミュニケーションアート専門学校、岡山・岡山市、沖縄・琉球大学、台湾・台北 / 台中 / 高雄、スイス・チューリッヒ、チリ・サンディエゴ、アメリカ・マサチューセッツ、カナダ・バンクーバー)【参考: 2014年開催時 3ヶ国・地域, 13会場, 289人】

また会期中にメイン会場で見学者向けのセミナーとワークショップを実施し、次世代を担う人材育成に尽力します。このほか東京からの参加者向けに、専用バスで福島県沿岸地域の現状の視察も実施します。参加申込は本日より7月末日迄となります。申込詳細は公式サイト( http://fgj.igda.jp/ )を御参照ください。

なお開催に先立ち、開催テーマ「GameJamを通したIT分野の人材育成」、「震災被災地の今と、復興に向けた取り組みと力強さの国内外への発信」、「広域ITクラスター実現の礎とする」を象徴するポスター&ロゴ・コンテストを福島県内のコンテンツ系専門学校生を対象に開催し、このたび受賞作品が決定いたしましたので、ここに発表いたします。本ポスターとロゴは公式サイトや会場での掲示をはじめ、本イベントのメインビジュアルとして活用いたします。


最優秀賞 芝崎瑞穂 様 (国際アート&デザイン専門学校 2年)

公式ロゴ

公式ポスター

■開催趣旨
東日本大震災により、東北三県は多彩な被害を受け、被災地は今も復興の途上にあります。その中でも有望視されているのが、風評被害などを受けないIT/ICT産業です。IGDA日本は2011年から毎年夏に「福島GameJam」を開催し、国内外から高い評価を得ており、本年も継続し次世代を担うIT産業の人材育成に尽力します。
(1) 子供向けワークショップ、事前セミナー等の開催による東日本大震災の被災地域である東北地域の産業復興に向けた人材育成
(2) インターネット番組の制作と配信による被災地域の今を伝えること
(3) 人的交流等による東北ITクラスターの礎とする
*GameJamとは会場に集まった参加者が、少人数からなるプロ・アマ混合の即席チームを構成し、短時間でゲームを開発するイベントです。この経験を通して、アマチュアの開発者はプロの開発手法を直接的に学ぶことができ、言語化が難しい暗黙知を効果的に体得できます。またゲームを作る楽しさを体感してもらうことも目的の一つです。

■開催概要
正式名称: 東北ITコンセプト 福島GameJam 2015
公式サイト: http://fgj.igda.jp/
主催: 特定非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本 (NPO法人 IGDA日本)
共催: 国際ゲーム開発者協会東北(IGDA東北)
協賛: サイバーズ株式会社, 株式会社グルーブシンク, 株式会社ウェブテクノロジ・コム
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社, マッチロック株式会社
Epic Games Japan, 株式会社アトミテック
株式会社ユビキタスエンターテインメント, WiZ専門学校 国際情報工科大学校
株式会社ジーパラドットコム, 国際アート&デザイン専門学校
   (順不同)
期間: 2015年8月22日(土曜)〜23日(日曜)
会場: WiZ専門学校 国際情報工科大学校
協力: まなそび
サテライト協力: 専門学校HAL東京, ぴこす, IGDA名古屋, 中部ゲーム産学協議会
IGDA台湾
後援: 福島県郡山市, 福島県教育委員会, 郡山市教育委員会, 本宮市教育委員会
田村市教育委員会, 三春町教育委員会, 富岡町教育委員会, 須賀川市教育委員会
郡山地域ニューメディア・コミュニティ事業推進協議会