■本イベントの意義と目的
NPO法人IGDA日本は2011年から毎年夏に開催し、第17回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査員会推薦作品に選出されるなど国内外から高い評価を得た「福島GameJam」を本年も開催する運びとなりました。IT/ICT産業が地理的な制約を受けることがない点に着目し、東北地域と他地域との広域連携をより国際的かつ密にすることで、国境を越えた産業連携により復興に寄与することを目的に開催いたします。本年の開催では、福島県南相馬市のメイン会場および国内の連携会場(9会場)、海外(1カ国・地域/2会場)の全12会場(6月20日現在)で国際広域連携を実施いたします。また、当日は会場見学、小中学生向けワークショップにより次世代を担う人材育成に尽力します(御参考: 2016年開催時 3ヶ国・地域, 13会場, 414人)。
IGDA日本は本イベントを通して以下を行います。
(1) 子供向けワークショップ、事前セミナー等の開催による東日本大震災の被災地域である東北地域の産業復興に向けた人材育成
(2) インターネット番組の制作と配信による被災地域の今を伝えること
(3) 人的交流等による東北ITクラスターの礎とする
※GameJamとは会場に集まった参加者が少人数のプロ・アマ混合即席チームを構成し、短時間でゲームを完成させるイベントです。この経験を通し、アマチュアの開発者はプロの開発に直接参加でき、言語化が難しい暗黙知を効果的に体得するとともに、ゲームを作る楽しさを共有します。
また、東京から南相馬メイン会場へ参加する方は、都内発着のバスにより向かい、被災地沿岸部の視察を実施の上、ゲームジャムに望みます。
■開催概要
正式名称: 福島GameJam 2017
公式サイト: http://fgj.igda.jp/
日程: 2017年8月19日(土曜)〜20日(日曜)
主催: 特定非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本(NPO法人 IGDA日本)
共催: 国際ゲーム開発者協会東北 (任意団体 IGDA東北)
協賛: サイバーズ株式会社, マッチロック株式会社,
OPTPiX SpriteStudio, 株式会社サイバード, A&D 国際アート&デザイン大学校,
WiZ専門学校 国際情報工科大学校(他調整中)
メディアパートナー: 株式会社ジーパラドットコム
会場: 福島県南相馬市
サテライト(連携開催)会場: (国内: 4ヶ所, 海外: 5ヶ国・地域 7ヶ所)
国内: 宮城・仙台、東京・HAL東京、東京・武蔵野市ぴこす、
東京・I/O編集部、神奈川・湘北短期大学、岡山・岡山市、
広島・広島市、熊本・熊本市
海外: 台湾・台北、台湾・高雄
参加者募集: 募集要項等は7月中に発表します
■開催スケジュール
□8月19日(金曜)深夜
24時 浜通り南相馬(メイン)会場・東京参加者 都内集合・バス出発
□8月19日(土曜)
早朝 東京参加者 南相馬市到着〜被災地視察出発
7:30 東北参加者 郡山駅近辺集合・バス出発
8:00 南相馬会場・東京/東北参加者 会場到着
郡山会場・参加者 会場到着
9:30 「福島GameJam2013」開会式
チーム分け、テーマ発表、USTREAMを通じた世界中継番組を開始
各チーム制作開始
※ 開催期間中は随時インターネット中継を実施します。
各会場は見学可能な他、こども向けワークショップ、社会人向けセミナーを併催予定です。
□8月20日(日曜)
15:30 制作終了(スタートから30時間)
開発ゲームのインターネット配信開始
18:00 閉会
東京参加者、東北参加者 帰路出発(出発地にて解散)
■ 関係先URL一覧
□ 主催
NPO法人 国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本) http://igda.jp/
□ 共催
国際ゲーム開発社協会東北(IGDA東北) http://www.igda-tohoku.org/
□協賛
・ サイバーズ株式会社 http://www.cyberz.co.jp/
・ マッチロック株式会社 http://www.matchlock.co.jp/
・ OPTPiX SpriteStudio http://www.webtech.co.jp/
・ 株式会社サイバード http://www.cybird.co.jp/
・ A&D 国際アート&デザイン大学校 http://www.art-design.ac.jp/
・ WiZ専門学校 国際情報工科大学校 http://www.wiz.ac.jp/
(他調整中)
□メディアパートナー
・ ジーパラドットコム http://gpara.com/